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歴史全般
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アメリカ人の放蕩息子がお金の続く限り日本で豪遊した約2年間の滞在記なのですが、1870年代に白い歯を見せて笑顔で写真に写っているお花ちゃんには涙が出ました。放蕩息子がアメリカに帰国してからも彼女の写真を寝室に飾っていたなんて切ないです。ツーショット写真が一枚もないのは時代を感じさせますね。読みやすい訳なので一気に読めます。お勧めです。
『文明の道』が、NHKで特集されてから、また一つ楽しみが増えました。
人類は、どう生きてきて、どう進化し、そしてどこへ行こうとしているのか。私たちは、この地球の中で大昔から相変わらずの争いを続けて生きているが、
いったい真の平和はいつ来るのだろうか。
皆が平和を求めていながら、平和を得ようと戦争する姿は、所詮人間も単なる
動物にしか過ぎないような気もするし、完全なる“和平”というのは、永遠に
来ないものなのかも知れない。
歴史無くして、現代は無し。現代なくして、未来無し。である。
自称、会津藩士の末裔と語られているが、旧家の方から聞くと微妙な笑いが返ってくるという。
それは兎も角として、早乙女氏の提訴する明治維新は勝者の都合よく作られたものであり、敗
者にはその言い分があるいう事である。そして現代に於いては勝者が封建制度を否定した故に
現在が歪んでしまったというのが早乙女氏の説だそうである。
さて、そういう説についての問題点についてだが、早乙女氏の視線は会津藩士のみが正義であ
りそれ以外は下郎であり、早乙女氏は薩長もそうであるが会津藩士に虐殺された百姓達も、
「当然の犠牲」である諭旨としか見えないか、そのような事は「薩長の嘘」で終わらせるよう
である。
つまり、敗者の維新史とは、自分達のルサンチマンを解消する程度である。
そういった視点しかない以上は、レッテルで歴史を見ると言う危険極まりない結果となるのは
自明の理ではないのではないか?歴史の中で敵味方と二極論で分け隔てを行い、「怨恨」や
「怒り」「妬み」で議論を述べようとしても先には進まない。それが作られた「怨恨」である
と滑稽でしかない。
早乙女氏の先の論理を通すなら、それは結果的に反動主義でしかなく、また身分差別主義で
しかない。そして先に会津関連の書評でも述べたが、戊辰戦争の怨恨を語っても、戦争そのも
のに対する反省の弁はなぜ故宮崎十三八の原爆失言に対する反省(遅すぎであるが)しか
出てこないのであろうか?
そういった積み重ねが、白虎隊を祭る聖地飯森山に於ける観光業者と観光客と毎年行われる
トラブル、そしてナチスやファシストが称えたという石塔に「過去から教訓を得て未来への礎
とする」文言すらないのは、早乙女氏の持つ歴史観の問題だけではすまさらないのではないか?
文芸春秋の7月号、8月号で特集された、昭和天皇の戦争責任に関する歴史的文書の発見までのドキュメントが、著者と宮内府長官だった田島道治氏の遺族、田島氏の伝記の出版を辛抱強く支えた東大の明協寮生との心のふれあいを通して描かれています。戦後の復興を支えた、歴史の影の功労者であり、誠実で偉大な明治人である田島氏の美学に溢れた行動に触れることができます。田島氏の薫陶に直接触れた各界のリーダーたちに続く、現代のリーダーの誕生を心から願う気持ちで一杯になります。
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フィリピン南部から東部インドネシアにかけての地域の歴史を再構成する試み。これまで未開の辺境として扱われてきた地域を共通の歴史世界として捉え直そうとしている。但し、ただの通史ではない。陸と国民国家に縛られた従来の歴史を海域という視点から問い直す大胆な試みである。
本書にはもう一つ大きな目的がある。地域研究をはじめとする現代に焦点を当てた学問分野の歴史離れに警鐘を鳴らし、歴史的視点を伴わない地域理解などあり得ないことを力説することだ。
18世紀の位置づけなど課題も残るが、それがきちんと明示されており、これから歴史を学ぼうという人への入門書として広く読まれるべきだろう。2004年に第20回大平正芳記念賞を受賞した。
1939年生まれの海野弘氏の2003年のスパイの事典である。
以前陰謀の世界史を読み本書を手に取った次第である。
同氏はアールヌーボーの世界やプルーストの部屋、歩いて見て書いて;私の100冊の本の旅、二十世紀など楽しめたが、本書は少しレベルが落ちている感がする。
スパイとは何かから始まり、スパイ前史、第一次、第二次大戦、冷戦、1950,60、70,80,90年代とそしてエピローグで構成されているが、膨大なる参考文献の孫引きが多く見られる。
陰謀では30のテーマが羅列されている感じで少し飽き足らない。
700ページ近い大著だが、読後感は薄い。
私はまだ中学三年生の若輩者に過ぎません。しかし、新選組を好きということでは、大人に負けないつもりでいます。
私が新選組を好きになったきっかけは、ある少女漫画からでした。私の友達にも新選組を好きな子がたくさんいますがみんな同じ漫画からです。
だから私は、イラストの多いこの本は新選組を好きになるきっかけには最適だと思います。現代の若者(私もですが)のほとんどは、漫画から新選組を好きになっていく人がほとんどですし、最初から分厚い教科書のような本を好きになる人は少ないと思います。
新選組の史実を知るのは、新選組を好きになってからでいいんじゃないでしょうか。
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